tackeのブログ

I'm a software engineer.

CentOSとXenをインストール

今回はCentOS 5.3 x86_64をインストールします。同時にXenもインストールします。
スクリーンショットを取り損ねたので画像撮影用に改めてParallels3.0上でインストールしました。
そのため画像はParallels上のCentOS 5.3 i386のものになります。(Parallelsが64bitに対応していないため)
たぶん大して変わらないのでこの画像で話を進めます。


1.鯖マシンにCentOSのディスクを入れて再起動するとこんな感じの画面が出ます。Enterで次の画面に進みましょう。

2.CDメディアチェックをするかどうか聞かれています。めんどくさいのでSkipを選択。

3.「Next」を選択。

4.「Japanese(日本語)」を選択。

5.「日本語」を選択。キーボードが英字配列の人は英語とか選べばいいんじゃないですかね。

6.「はい(Y)」を選択。ディクス上のデータが消えますよ。大事なデータは事前にバックアップしておきましょう。

7.「選択したドライブ上の全てのパーティションを削除して〜」を選択。「次(N)」を選択。

8.「はい(Y)」を選択。

9.ネットワークの設定です。DHCPを使用する場合はこのまま「次(Y)」を選択します。
今回は固定IPにするので「編集(E)」を選択して10.に進みます。

10.IPv6は使わないので「Enable IPv6 support」のチェックを外します。
「Enable IPv4 support」にチェックして、「Manual configuration」にチェックします。
IPアドレスとネットマスクを入力します。完了したら「OK(O)」を選択。

11.「手動設定(M)」にホスト名を入力します。ゲートウェイとかDNSも必要に応じて入力。

12.地域の設定。「アジア/東京」を選択。「システムクロックでUTCを使用(S)」のチェックを外す。「次(N)」を選択。

13.rootのパスワードを入力します。大事なことなので2回入力します。完了したら「次(N)」

14.最初にインストールするソフトウェアを選択します。ここでついでにXenをインストールします。
「今すぐカスタマイズする(C)」にチェックを入れて「次(N)」を選択。

15.こんな画面が出てきて、最初にインストールするソフトウェアパッケージを選択できます。

16.以下のように選択します。

デスクトップ環境 GNOME デスクトップ環境」
アプリケーション 「エディタ」、「グラフィカルインターネット」(エディタはvimが欲しいから、グラフィカルインターネットは後でブラウザからoracleをダウンロードするので選択)
開発 何も選択しない
サーバー 何も選択しない
ベースシステム X Window System」、「ベース」(ダイヤルアップネットワークサポートはいらないっぽいのでチェック外した)
クラスタリング 何も選択しない
クラスタストレージ 何も選択しない
仮想化 「仮想化」
言語 「日本語サポート」

ここらへんは正直よくわからないところもあるので、皆さんお好みでどうぞ。

17.「次(N)」を選択するとインストールが開始します。

18.こんな画面でインストールが進みます。気長に待ちましょう。

19.無事インストール完了。CentOSのディスクをドライブから取り出してから「再起動(T)」を選択しましょう。

20.再起動後、こんな画面でCentOSが立ち上がります。ちょっと待ちましょう。

21.初期設定を行います。次に進みましょう。

22.ファイアウォールの設定です。ここでは「SSH」と「WWW(HTTP)」を選択します。
WWWを選択したのは後でXen上にCentOSをインストールする際に必要だからです。

23.セキュリティレベル設定を上書きするらしいです。「はい(Y)」を選択。

24.SELinuxはよく分かりません。とりあえずデフォルトで選択されている「Enforcing」のまま次へ。

25.日付と時刻の設定です。「ネットワークタイムプロトコル(W)」を選択します。

26.「ネットワークタイムプロトコル〜」にチェックします。NTPを使用しない場合はこの設定はしなくていいです。

27.root以外のユーザを作成します。ユーザ名、パスワードを入力して次へ。

28.サウンドカード設定。どうでもいいので次へ。

29.追加のCDとか持ってないし!!!「終了(E)」を選択しましょう。

30.初期設定が終了し、ログイン画面が表示されます。ユーザ名とパスワードを入力してログインします。

31.よっしゃ!インストール完了やで!

32.おもむろにコンソールを立ち上げます。
「アプリケーション>アクセサリ>GNOME 端末」の順に辿っていきましょう。

33.GNOME端末がコンニチワ^^

34.なんとなくyumの設定をします。これは別にしなくてもいいです。
rootで以下のようにコマンドを打つ。

# /etc/rc.d/init.d/yum-updatesd stop
# yum -y remove yum-updatesd 
# yum -y install yum-fastestmirror
# yum -y update
# yum -y install yum-cron
# /etc/rc.d/init.d/yum-cron start
# chkconfig yum-cron on

どうやらyum-fastestmirrorは最初から入っている模様。

完了

お疲れさまでした。とりあえずこれでCentOS 5.3とXenのインストールはおしまいです。
設定などはまた後ほど。

参考

※本エントリの手順通りに作業して損害が出ても責任は取れませんので、ここはひとつ自己責任でよろしくお願いしますよ。